MENU

Bybit(バイビット)の使い方マスター!画像付きで取引方法も詳しく紹介

1分で理解する要約
  • Bybitの口座開設から取引方法までを順番に解説
  • Bybitは最大レバレッジ100倍で追加証拠金なし
  • Bybitの取引画面は見やすく分かりやすいデザイン

「これからBybitを使って仮想通貨取引を始めてみたいけれど、使い方がよく分からない」とお困りではありませんでしょうか。

この記事では、Bybitの入金方法や画面の見方、取引方法などの使い方を分かりやすく解説しています。

また、口座の登録・開設から実際の取引方法や手数料、資産の買い方などにも詳しく触れています。

目次

Bybit (バイビット)の使い方「口座開設・登録方法」

Bybitは、メールアドレスがあれば口座開設が可能なので、事前に用意するものは特にありません。

口座開設するには、まずBybitの公式HPへアクセスしましょう。

bybit register

アカウント登録画面が出ます。メールアドレスを入力し、「口座開設する」をクリックしてください。

bybit register2

上記のような画面に遷移するので、パスワードを入力した後に利用規約に同意し「続ける」ボタンを押しましょう。

パスワードは8〜30文字の英数字、かつ大文字、小文字、数字を最低でも1つ入れる必要があります。

すべての記載項目を入力し「続ける」を押すと、入力したメールアドレス (もしくはSMS) にメッセージが届きます。

メッセージに数字6桁の「認証コード」が届きますので、認証画面で入力しましょう。以上でBybitの口座開設は完了です。

2022年1月現在、1日に700万円弱の高額の出金を行う予定がなければ、メールアドレスと簡単な二段階認証の設定さえ行えば取引が可能です。

以下の記事では、口座開設から二段階認証までを詳しく解説しています。より正確な情報を確認したい方は参照してください。

Bybit (バイビット)の使い方「アプリ基本操作編」

Bybit アプリの基本操作

まずはじめに、Bybitアプリの基本操作を覚えます。

Bybitのアプリは、シンプルながらも必要な機能のみが綺麗に整頓されています。

また、アプリは原則全ての画面で日本語に対応しているため、英語が分からなくても全く心配いりません。

①設定画面

アプリ画面左上の人型は設定画面です。二段階認証や本人確認書類の提出はこちらから行います。

②QRコードスキャンボタン

ログイン用のQRコードです。

PCでBybitにログインする際は、アプリからQRコードを読み取ることでもログインが可能です。

この方法を使うと、メールアドレスとパスワードを直接入力するよりも気軽にログインできます。

③サポートチャット

Bybitのサポートチャットにつなぎます。

Bybitはシンガポールに拠点をおく取引所ですが、こちらからチャットを使うと日本語でのサポートを受けることができます。

④戦略アラート

仮想通貨が一定の価格に達したり、相場が急変したりした際にスマホに通知を飛ばしてくれます。こちらはBybitアプリの限定機能で、PC版にはないサービスです。

⑤ヘルプセンター

ヘルプセンターをタップすると、よくある質問が表示されます。
取引をしていて分からないことがあれば、まずはこちらを参照してください。

⑥チャート

Bybitに上場している仮想通貨のチャートが確認できます。

こちらのチャートを使うと、時間や場所を選ばすに仮想通貨の値動きが確認できるのでとてもおすすめです。

⑦契約

証拠金によるレバレッジ取引を行いたい場合は、メニュー下の「契約」をタップしてください。

⑧現物

仮想通貨を買いたい場合は、こちらから取引を開始します。

⑨資産

仮想通貨の入金や出金処理、ご自身がbybit内に保有する資産総額の確認などはこちらから行います。

Bybitウェブ版の基本操作

Bybitのウェブブラウザは必要なボタンが全てページ上部に集められており、とても扱いやすいです。

それぞれのボタンの機能を紹介していきます。

①ホーム画面ボタン

この左上のボタンをクリックすることでどこからでもホームボタンに戻ってこれます。

②暗号資産の購入

クレジットカードを用いた仮想通貨の購入はこちらから行います。

③相場情報

仮想通貨の市場に関する様々な情報を取得できます。24時間の出来高や相場の変化率などの情報が公開されています。

また、オンチェーン情報や利回り推移など高度な情報の閲覧も可能です。

④現物

このボタンの先で仮想通貨の現物取引が可能です。Bybitの現物取引のやり方は後ほど詳しく解説します。

⑤デリバティブ

このボタンの先で仮想通貨の現物取引が可能です。Bybitのデリバティブ取引のやり方は後ほど詳しく解説します。

⑥ByFi

このボタンの先で仮想通貨のマイニング。・ステーキングが可能です。具体的なやり方は後ほど詳しく解説します。

⑦ビギナーガイド

この先にBybitの「ヘルプセンター」と「Bybitアカデミー」があります。「ヘルプセンター」は基本的な使い方からパスワードを忘れた際の対処法まで様々な情報がまとめられています。

「Bybitアカデミー」では仮想通貨の仕組み、トレード方法、チャート分析、リスク管理の方法、仮想通貨の最新ニュースなど、仮想通貨で利益を上げるために必要なノウハウをブログ形式で基礎から学ぶことができます。

コンテンツは全て無料で公開されていますが、その内容は量と質と共に十分なボリュームがあります。

記事に使われている単語は、初心者に向けては多少レベルの高いものとなっていますが、どの単語も仮想通貨の界隈で大成するには避けては通れないものです。

「Bybitアカデミー」の記事を読みながら、わからない言葉を調べていくことで初心者レベルから早く抜け出すことができるのではないでしょうか。

⑧もっと見る

この先には「Bybitの企業情報」「ブログ」「特典センター」「友達紹介プログラム」などがこちらに集約されています。

「Bybitの企業情報」ではBybitの経営理念やお問い合わせフォームが用意されています。「ブログ」コーナーでは、Bybitの更新情報からコラムまで多種多様な情報がほぼ毎日更新されています。

⑨イベント情報

定期的に開催される大会などのイベント情報はこの先にまとめられています。2021年8月の時点では、賞金総額7,500,000 USDTを誇る世界最大規模の大会、WSOTの情報がまとめられています。

⑩資産

ご自身の仮想通貨の保有枚数と、その枚数を日本円やドルなどの法定通貨に換算した額が確認できます。

また、通貨の入金や出金、ご自身の保有する異なるアカウントへの資産振り替えなどの資金の移動もこの先で行います。

⑪注文及び取引

こちらから今までの注文・取引履歴と実現損益が確認できます。

⑫アカウントホーム

アカウントの設定やセキュリティ関連の設定、APIの発行はこちらで行います。

⑬アップデート情報

アップデートの情報が参照できます。

⑭アプリQR コード表示

アプリをダウンロードするQRコードが表示されます。

⑮言語設定

言語を変更できます。2021年8月時点で、日本語や英語を含め13の言語に対応しています。

Bybit (バイビット)の使い方「入金方法」

Bybit (バイビット)では日本円の直接入金ができません

そのため、

  • ① 国内取引所で仮想通貨を購入し、それをBybitに送って入金する
  • ② Bybit上でクレジットカードを使って仮想通貨を購入する

のどちらかで入金する必要があります。

国内取引所を使う入金方法

【Step1】国内取引所で仮想通貨を購入

Bybitに仮想通貨を送付する入金方法が最も一般的な入金方法です。

Bybitに送金する元の国内取引所は、bitFlyerがおすすめです。bitFlyerは送金手数料がとても安いという利点があります。

bitFlyerの口座を開設したら、ホーム画面から「販売所」または「取引所」をクリックします。

bitFlyerは、スマホアプリでもブラウザでも取引ができますが、今回はスマホアプリの画像を使って説明していきます。

「販売所」は、簡単に仮想通貨が購入でき、「取引所」では最も安い手数料で仮想通貨が購入できます。

今回は、「販売所」を使ってリップル (XRP) を買っていきます。

まずはじめに、「ホーム」から「販売所」をタップします。

画面が切り替わったら、「買う」ボタンを押してください。その次の画面で、購入希望額を日本円で入力します。

これで、Bybitに入金する仮想通貨を仕込むことができました。

次に、Bybitにログインして、今さっき購入したリップル (XRP) を入金するウォレットアドレスを取得します。

【Step2】Bybitから入金用のウォレットアドレスを取得

Bybitにログインして、ホーム画面の右上より「資産」をクリックしてください。

クリックした後は、「入金する」ボタンをを選びます。

「コイン」のタブをクリックすると、入金できる仮想通貨の一覧が表示されます。

こちらの中から、入金する仮想通貨を選択します。

今回は、先程bitFlyerでリップル (XRP) を購入したので、この画面でもXRPを選びます。

Bybitへ入金する仮想通貨を選択したら、注意事項を読んで「確認しました。」を押してください。

すると、入金用のウォレットアドレスと入金用のQRコードが表示されます。

【Step3】国内取引所から仮想通貨を送付

次に、送付元の国内取引所やウォレットに戻り、先程Bybitアプリで表示させた入金用のウォレット情報を貼り付けます。

以後、bitFlyerのアプリを例に使って、仮想通貨の送付を紹介します。

まずは、画面下部から「入出金」をタップしてください。

「入出金」の画面では、デフォルトでは日本円の入出金画面が表示されているので、画面の上から「仮想通貨」を選択します。

今回はリップル (XRP) を送付します。

リップル (XRP) をクリックしたら、「外部アドレスを追加」をクリックします。

すると、上記のようなアドレスの登録画面が吐き出されます。

  • 「ラベル」には、どこへ何の通貨を送付したかがわかる名前をつけます。
  • 「アドレス」にはBybitのアプリで表示された文字列を貼り付けます。もしくは、右側のQRコードマークをタップしてカメラを起動させ、ウォレットアドレスのQRコードを読み取ります。
  • 「宛先タグ」には、Bybitで表示される8桁の数列を記入します。

上記の項目を入力したら、送付先の登録は完了です。

その後、一つ前の画面に戻り、追加されたアドレスをタップします。そして、出金数量を指定して右上の「出金」ボタンを押してください。

【Step4】Bybitから入金状況をチェック

Bybitへの送金が完了したら、送った資産の送付状況を確認します。

Bybitのホーム画面から「資産」をクリックし、切り替わった画面で小さく表示される「履歴」をクリックします。

次に、履歴のカテゴリを「入金する」、コインは「すべて」、ステータスも「すべて」にして履歴の詳細を確認します。

Bybitへの入金が完了したら、こちらのステータスが変更されます。

なお、仮想通貨の入金は5分~60分ほどかかるので、すぐに入金が反映されなくとも心配する必要はありません。

Bybitにクレジットカードで入金する方法

Bybitでは日本円の直接入金はできません

しかし、クレジットカードを使って仮想通貨を購入することで実質的な日本円入金が可能です。

なお、クレジットカード入金に対応している仮想通貨は、ビットコイン (BTC) 、イーサリアム (ETH) 、テザー (USDT) の3種類となります。

簡単にやり方を紹介します。

STEP 1

ブラウザまたはアプリにログインし、「暗号資産の購入」を選択する。

STEP 2

①「購入金額を入力」では、法定通貨を日本円(JPY)にします。

②「サービスプロバイダを選ぶ」では、利用する外部業者を選びます。

Bybitにクレジットカードで入金する場合、仮想通貨の購入は外部サービスを通じて行われます。

各プロバイダの名前の下には、仮想通貨1枚あたりにいくらを要するかが概算で示されます。一番レートのいいものを目で見て選んでください。

Bybitにクレジットカード入金を行う方法は、以下の記事で細かく解説しています。合わせて参考にしてください。

Bybit (バイビット)の使い方「デリバティブ取引」

Bybitのデリバティブ取引では「無期限先物」「四半期先物」の2種類の取引が可能です。

無期限先物とは、ポジションの決済に締め切り期日がない契約のことです。無期限契約は証拠金の通貨によって更に2つに分けられます。

その一方で、四半期先物とは、3月、6月、9月、12月の最終金曜日にポジションが強制的に決済される、期限付きの取引契約です。

また、無期限先物取引は「USDT無期限」と「インバース無期限」に分かれます。

USDT無期限では、テザー (USDT) を使って取引をし、収益もテザー (USDT) で受け取ります。

USDT無期限は、収益がステーブルコインでもらえるので、下落相場でも安定して収益をあげることができます。

インバース無期限では、仮想通貨を使って取引をし、収益も仮想通貨で受け取ります。

つまり、上昇相場では取引の収益と担保とする仮想通貨の値上がり幅の二重で利益を取ることができます。

Bybitのデリバティブ取引

契約名証拠金限月
インバース無期限ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨なし
USDT無期限テザー (USDT)なし
インバース先物ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨あり

何から手をつけたら良いのかわからない方は、インバース無期限のBTCUSD契約に挑戦してみましょう。

こちらの取引契約はBybitの取引の中で最も多くの取引高を生んでいる、目玉取引です。

デリバティブ取引の共通ルール

注文の種類指値成行逆指値
手数料メイカー-0.025%、テイカー0.075%
注文の価格最終取引価格、インデックス価格、マーク価格
Bybit (バイビット) の取引基礎ルール

デリバティブ取引には上記の3つの共通ルールがあります。これらのルールは「無期限先物」「四半期先物」問わず同じです。

インデックス価格」とは、Bitstamp、Coinbase、BINANCE、Itbit、poloniex、Bitrrex、Gemini、Houbi、Krakenの競合9社の平均価格です。

マーク価格」とは、「インデックス価格」と資金調達料を用いて算出される公正価格です。

無期限契約の基礎知識

Bybitの無期限契約は仮想通貨かテザー(USDT)を証拠金にします。

仮想通貨とテザー(USDT)を証拠金にすることのメリットとデメリットは以下のようになっています。

契約名称ペアー例メリットデメリット
インバース無期限BTC/USD、ETH/USD上昇市場に強い反対方向のポジションを持てない
USDT無期限BTC/USDT、ETH/USDT下落相場でも影響を受けにくい、別方向のポジションを持てる上昇相場の恩恵を受けづらい
インバース建てとテザー(USDT)建ての違い

インバース建ての取引は〇〇/USDという風に表示されます。

あ例えば、BTC/USD取引で利益を出すと、手持ちのビットコイン(BTC)が増えます。証拠金自体が仮想通貨なので、証拠金の額も随時変化していきます。

そのため、いくら取引が成功してビットコイン(BTC)の枚数を増やしてもビットコイン(BTC)自体が暴落すれば共倒れとなる懸念がある反面、ビットコイン(BTC)の価値が上昇すれば、手持ちのビットコイン(BTC)を買い増ししなくても取引に使える証拠金の額は大きくなります。

つまり、ビットコイン(BTC)を証拠金として保有することは「レバレッジ1倍のロングポジション」を持っていることと実質的には同じ意味であることを念頭に起きましょう。

また、ポジションを決済する時は、持っているポジションと反対方向の注文を出して相殺するというシステムなので常に片方のポジションしか持てません。

テザー(USDT)建ての取引は〇〇/USDTという風に表示されます。

この取引では取引で利益を出すと、手持ちのテザー(USDT)が増えます。

テザー(USDT)という仮想通貨は米ドルと価格が連動するような仕組みを持つステーブルコインです。

そのため、ビットコイン(BTC)を証拠金とするインバース建ての時のような証拠金の増減は起こりにくくなっています。

また、ロングポジションとショートポジションを同時に保有することができます。

Bybit (バイビット)のインバース無期限契約

インバース無期限契約の取引画面

Bybitの取引画面は大きく5つに分けられます。それぞれの機能と特徴を確認していきましょう。

取引入力画面

注文はここで行います。

また、注文方法の指定やレバレッジの調整、取引金額の指定など、取引における基本的な項目もこちらで設定します。後ほど詳しく解説します。

資産確認画面 :

現状の資産の確認と入・送金、サブアカウントへの資産の振替などがこちらからも行えます。

契約詳細画面

現在保有しているポジションの内容や、資金調達率について確認できます。

オーダーブック

買い板と売り板の情報が表示されており、価格によって注文数を確認できます。

資金調達率

ここで資金調達率が確認できます。ポジションを持った状態で午前1時、午前9時、午後5時を迎えると金調達の受け取りまたは支払いが発生します。

Bybitではポジションの偏りを是正するために、偏っているポジションに対して資金調達率という金利を徴収することで市場の修正を図ろうとします。

ポジション確認画面

現在や過去に保有していたポジションについて確認できます。

指値注文など設定している注文についても確認と変更が可能です。ポジションの決済や内容の変更もできます。後ほど詳しく解説します。

チャート画面

Bybitでは世界中の投資家から支持されているTrading Viewと呼ばれるチャートを採用しています。非常に使いやすく、インジケーターの種類が豊富なことで有名です。

時間足は、1分足から1ヶ月足までの13種類から、チャートスタイルは7種類、インジケーターも70種類以上から選んでチャート上に表示できます。

最初の設定ではチャート画面がやや小さく表示されています。インジケーターや時間足の変更、画面拡大なども可能なので、取引する際は拡大しておくのがおすすめです。

インバース無期限契約の取引入力画面

こちらの画像は上記の画面から①注文画面を抜粋したものです。それぞれ、詳細を見ていきましょう。

①クロス/分離マージン切り替えボタン

Bybitでは、レバレッジが自分の保有資産の全額にかかる「クロスマージン」と、レバレッジがかかる資産額を指定する「分離マージン」があります。

クロス/分離マージンは、注文画面上部のボタンでその切替が可能です。初心者の方は、取引に慣れるまで「分離マージン」を使うのがおすすめです。

仮に「クロスマージン」で持ったポジションが強制ロスカットされてしまった場合、それは自身の証拠金が全額なくなってしまったことと同義です。

損失を抑えるためにも、はじめは「分離マージン」で肩をならすのが大切です。

②レバレッジ変更ボタン

このボタンで好きなレバレッジに変更できます。

③注文方法変更ボタン

注文方法を変更できます。
Bybitでは指値成行に加え、条件付き注文が選択できます。

条件付き注文とは逆指値注文のことです。

この注文では、現行価格よりも高い価格を指定して、その価格に達したら買い(ロング)注文を飛ばすことと、現行よりも安い価格を指定して、その価格に達したら売り(ショート)注文を飛ばすことができます。

④注文価格入力ボックス

このボタンは指値注文時のみ出現します。いくらの価格になったら市場に参入するかをここのボックスで入力します。

⑤契約数入力ボックス

契約数とは成行注文ならば現行の市場価格、指値注文ならば指定した価格で何ドル分の注文を通すかを決めることです。

契約数はレバレッジ倍率と連動するので、例えばレバレッジを2倍にした場合、自分の証拠金として保有する資産額の最大2倍の額をこのボックスに入力できます。

⑥損切/利確設定ボックス

このボックスに価格を入れることで損切り価格と利確価格を設定できます。設定した価格に達したら、自動で成行注文によってポジションが決済されます。

⑦購入ボタン

このボタンを押すと注文が飛びます。投資ではボタン一つで資産を運用することになるので、押し間違いや注文内容を再度確認してから押しましょう。

⑧Post-Only設定ボタン

Post-Onlyは誤って現行価格よりも高い買い注文や安い売り注文を出して⑦のボタンを押してしまった時に、その注文が約定するのを防いでくれます

新しく始める方が指値注文をする時はボックスにチェックを入れておいてもいいと思います。

⑨Redece-Only設定ボタン

Reduce-onlyとはこれ以上ポジションを増やしたくない時に使います。仮想通貨FXにおいて「利確する」とは、逆方向に同額の注文を飛ばすことです。

例えば、100ドル分のロングポジションを持っていて、それを利確したい時は100ドル分のショートの注文をします。

ではここで、指値注文で利確をしたくて参入価格から200ドル上に利確のためのショートを指値で指したとします。この状態で価格が急落し、先にポジションのロスカットが起こってしまいました。

しかし、数時間後にビットコイン(BTC)は勢いを取り戻して当初利確のために指した200ドル上の指値に迫っています。

この状態でReduce-Onlyにチェックを入れていないと利確のはずの注文で新規のポジ本を持ってしまうことになります。

Reduce-Onlyは思わぬポジションの保持を防げるので指値注文を多用する人はチェックを入れてもいいと思います。

インバース無期限契約の買い方

では実際に、インバース無期限契約で取引をしてみましょう。以下の取引画面はインバース無期限のBTC/USD契約における注文画面の例です。

①まず、レバレッジをかける方法を選択します。左側のボタンで「クロスマージン」「分離マージン」のどちらかを選択します。

次に右側のボタンでレバレッジ倍率を指定します。今回は「分離マージン」で10倍のレバレッジにしました。

②次に注文方法を選択します。今回は指値注文しました。指値注文では買い注文をする際は左側の現行価格よりも小さい金額を入力し、売り注文では現行価格よりも高い金額を入力します。

③ここでは仮想通貨をいくらで売る/買うのかと、どのくらいの数を契約するのかを選択します。

この画像の例では、現行価格よりも1300ドルくらい価格が下がった48,000ドルの位置で指値注文が通り、500ドル相当のビットコイン(BTC)が購入されます。

その際、この契約には10倍のレバレッジがかけられているので、実際に用意しておく証拠金は50ドルでいいことになります。

価格と契約は混同しがちですが「通貨がいくら(価格)の時に、どのくらいの量(契約)の通貨を取引するか」という風に理解しておくと間違えません。

このボタンを押すと注文が飛びます

仮想通貨のデリバティブ取引では、現物取引とは違い、仮想通貨を持っていない状態でも売りからトレードできます。

売りから取引を開始することを空売りといいます。仮想通貨の価格が下落すると予想する際には、空売りをすることで利益を狙います。

⑤指値注文なので、Post-onlyにチェックを入れておきました。
これで、万が一④で「売り/ショート」を押してしまったり、現行価格よりも高い価格を③に入れたとしても注文を約定せずにすみます。

インバース無期限契約のポジション確認画面の見方

提出された注文は画面左下の「ポジション確認画面」で管理されます。まずはじめに、「ポジション確認画面」の見方を抑えましょう。

①ポジション

今保有しているポジションがある場合はここをクリックすると表示されます。ポジションの確認のみならず、損切と利確の価格も設定・変更ができます。

②実現損益

ポジションを決済した結果の損益が確認できます。

③アクティブな注文

約定していない指値注文はこちらに表示されます。注文の確認のみならず、指値の変更や注文自体のキャンセルもできます。

④条件付

約定していない条件付き注文はこちらに表示されます。注文の確認のみならず、逆指値の変更や注文自体のキャンセルもできます。

⑤約定済み注文

約定した注文の一覧が確認できます。ここでいう約定とはポジションの参入と、損切・利確のためにポジションを解消する行為の双方を指します。

⑥注文履歴

キャンセルされた注文を含む全ての注文を確認できます。

次に、先ほど例に示した指値の買い注文がどのように表示されるかを実際に見ていきます。

①先ほどの注文は指値注文なので、価格が下がって約定するまでは「アクティブな注文」に格納されています。

もしも、先ほどの注文が成行注文だった場合は、この工程を踏まず、「ポジション」画面即時で表示されます。

②こちらの画面から損切・指値の設定と変更ができます。

③注文をキャンセルする場合はここを押します。キャンセルは注文が約定するまでのみ有効です。

④こちらの鉛筆マークを押すと、指値の価格を変更できます。

⑤こちらの鉛筆マークを押すと、契約数を変更できます。

Bybit (バイビット)のUSDT無期限契約

USDT無期限契約の基礎情報

次にUSDT無期限契約の取引を見ていきます。

この契約の特徴は買い注文と売り注文を同時に持てることです。この特徴を活かし、より損が出にくい状態(ヘッジ)で取引ができます。

さらに、USDT無期限契約では、選択したマージンモードによって異なる特徴があります。

「分離マージン」を選択すると、ロングポジションとショートポジションで異なるレバレッジを選択できます。 ポジションに証拠金を追加することも可能です。

低いレバレッジをかけてロングポジションを取り長期保有を狙いながら押し目でショートをするなど、戦略の幅も広がります。

「クロスマージン」を選択するとロングとショートのポジションを同時に建ててヘッジした場合、ヘッジされたポジションが強制決済されなくなります。

更に「クロスマージン」では未実現損益を他のポジションの証拠金として使用したり、他のコインペア契約全体で使用したりすることができます。

つまり、未決済ポジションの黒字損益分を他のポジションに使えるということです。有利なポジションを解消せずに、その黒字だけを活かすことができます。

USDT無期限契約の取引画面

USDT無期限契約の取引画面はインバース無期限契約と大して変わりません。しかし、右上のレバレッジ選択画面を見ると、インバース無期限契約と異なり、売りと買いとそれぞれでレバレッジが指定できます。

また、ポジションの決済で反対方向の注文を飛ばす必要がないので、インバース無期限契約ではPost-Onlyの下にあったRedure-Onlyのボタンが消えています。

Bybit (バイビット)のインバース先物契約

インバース先物契約の基礎情報

Bybitのインバース先物契約はビットコイン(BTC)を証拠金に据えた四半期先物契約です。3月、6月、9月、12月の最終金曜日にポジションが強制的に決済されます。

その特徴に資金調達率がかからないことがあがります。この契約は資金調達率の概念がないため、追加の支払いをせずにポジションを維持できます。

さらに、ユーザーが同一タイミングでロングとショートポジションを持てるヘッジ機能も備えています。

インバース先物契約の取引画面

インバース先物の取引画面もまた、インバース無期限契約と大差ありません。以下の3点を注意すれば問題なく取引ができます。

①契約の種類

この契約には強制決済の期日が決まっています。

この画面には「BTCUSD1231」という表記がありますが、下四桁の数字は強制決済の期日を表しています。

こちらの注文では、2,021年12月の最終金曜日に当たる31日に保有している未決済ポジションは強制的に解消されます。

②取引価格

先物契約では現物の価格や他のデリバティブ取引の価格と若干のずれがあるので注意が必要です。一般的に、先物の価格のほうが高い傾向にあります。

ただし、市場の動向についてはどの契約も同じような流れなどで大きく心配する必要はないです。

参考までに2021年8月25日午前2時35分のBybitのそれぞれの価格を比べてみました。なお、ビットコイン(BTC)価格は米ドル表記です。

契約名表記ビットコイン(BTC価格)
インバース無期限BTCUSD48,195ドル
USDT無期限BTCUSDT48,250ドル
インバース先物BTCUSD092448,420ドル
インバース先物BTCUSD123149,996ドル
Bybitのビットコイン(BTC)取引価格の差

③決済までの残り期日

他の契約の場合は資金調達率が表示される場所に、決済までの残り日数が表示されます。四半期先物契約では資金調達率は発生しません。

レバレッジ取引のまとめ

Bybitのレバレッジ取引は、一旦、操作に慣れてしまえばどの契約でも簡単に取引ができます。

ただし、それぞれの契約の特徴と違いを把握しておくことは成果を出す上でも、取引の戦略を広げるためにも重要です。以下にそれぞれの契約の特徴をまとめました。

契約名ポジションの決済期日資金調達率両建て異なるレバレッジ
インバース無期限無期限
USDT無期限無期限
インバース先物四半期ごと
Bybitの各レバレッジ取引の特徴

Bybit (バイビット)の使い方「現物取引方法」

Bybit (バイビット)の現物取引の基礎ルール

Bybitでは、130種類以上の仮想通貨が取引できます。

購入時の決済通貨はテザー (USDT) 、ビットコイン (BTC) 、USDコイン (USDC) の3通貨が設定されています。

テザー (USDT) ではBybitに上場している全ての仮想通貨で売買が可能で、ビットコイン (BTC) 、USDコイン (USDC) では10種類弱の仮想通貨が購入できます(2022年1月時点)。

注文の種類指値成行逆指値
手数料Maker: 0.1-0.0% / Taker: 0.1-0.02
注文の価格最終取引価格、インデックス価格、マーク価格
基軸通貨テザー (USDT) 、ビットコイン (BTC) 、USDコイン (USDC)
Bybit (バイビット) の現物取引の基礎ルール

Bybitで現物取引をする最大のメリットはとても安い手数料とスプレッドの狭さです。

追加で支払う取引手数料は殆どなく、かつスプレッドも狭いので、注文を出した価格で速やかに約定することが多いです。

ただし、日本円の入金はできません。

証拠金として使える通貨はビットコイン(BTC)とテザー(USDT)、USDコイン (USDC) のみとなっています。各通貨のペアーに関しては以下のようになっています。

通貨名ビットコイン(BTC)テザー(USDT)
ビットコイン(BTC)xo
イーサリアム(ETH)oo
リップル(WRP)oo
イオス(EOS)xo
Bybitの現物取引ペアー

2021円7月に始まったばかりのBybitの現物取引ですが、サービス開始から僅か半年で130以上の銘柄を上場させています。

2022年時点では、上場通貨数が20種類を超える国内取引所は存在しません。

半年間で130種類以上の通貨を上場させたBybitの規模がいかに優れているかが分かります。

Bybitの現物取引は、既に高い流動性と安価な手数料で着実にユーザーを増やしています。

更に、運営側も新たなコインの上場に積極的な立場を伺わせているので、取り扱い銘柄の数は今後も増える可能性があります。

Bybitの現物取引方法と注文画面

Bybitの現物取引は取引画面に大幅なアップデートが実行され、デリバティブ取引と同じような仕様になりました。

この変更によって、今までレバレッジ取引を行っていた方でも簡単に現物の取引が行えるようになりました。

取引画面も他の契約と大差ありませんが、以下の3点には注意しましょう。

①チャートの切り替え

こちらでチャートの切り替えと注文板の厚みを変更できます。

  • チャートを「スタンダード」に設定すると、価格や出来高といった必要最低限の情報のみを取引画面に表示させます。
  • チャートを「アドバンス」に設定すると、多機能チャートツール『Trading View』 の性能を活かして様々なインディケーターを表示できます。

②旧バージョンに戻す

以前のUIのほうが良かった方はこちらから元に戻せます。

③買い/売りボタン

現物取引では当然レバレッジがかけれれません。レバレッジ取引でマージンモードとレバレッジを選んでいた画面には「売り」と「買い」のボタンが大きく表示されています。

「売り」は実際に現物で仮想通貨を保有してから初めて行えます。レバレッジ取引とは違い、空売りはできません。

Bybit (バイビット)の使い方「マイニング・ステーキング」

Bybit (バイビット)のステーキングマイニングの基礎情報

マイニングとは、仮想通貨の新規発行の作業のことです。マイニングに参加すると、その報酬として仮想通貨がもらえます。

ステーキングは、マイニングの一種で、仮想通貨を預け入れるだけでマイニングに参加できます。

マイニング・ステーキングは個人でもできますが、高性能なコンピューターが必要で多くの元手が必要なため、参入の難易度が高いです。

そこで、Bybitではマイニング事業を行っている業者やBybitにユーザーが資産を貸し出し、配当となった仮想通貨の一部をユーザーに還元する手法でマイニング・ステーキングを提供しています。

Bybitでは現在、以下の4種類の方法でマイニング・ステーキングが可能です。

Bybitのマイニング・ステーキング

プロダクト名説明
積立ステーキング、銀行預金のようなステーキング。元本保証があり、一定の金利が貰える
二重資産マイニング、利回りが変動する元本非保証型投資。利回りは高め
DeFiマイニングマイニングビジネスに投資しマイニング収益の一部を受け取る
ローンチプールビットダオトークン (BIT) を預け入れ、新しい仮想通貨を取得

また、多くの商品で最低購入額が100ドルほどとなっており、初心者でも気軽に投資できるのも特徴です。

Bybit (バイビット)のマイニング・ステーキングのやり方

Bybitでマイニング・ステーキングを開始するには、Bybitのホーム画面から「ByFiセンター」を選択します。

今回は、例としてDeFiマイニングに投資してみます。

①まずはじめに、マイニングを購入する「通貨種類」を確認します。

画面の商品はテザー(USDT)で購入します。購入のためには、事前に自身のByFiアカウントにテザー(USDT)を振り替えておく必要があります。

②マイニングの日数や開始日・終了日などの情報を確認します。

③内容に納得したら、「今すぐ購入する」ボタンを押します。その後に表示されるポップアップ画面でステーキング額を入力すれば購入が完了します。

Bybit (バイビット)の使い方「NFT購入」

Bybitでは、2022年よりNFTマーケットプレイスも提供しています。

決済通貨はイーサリアム (ETH) 、テザー (USDT) 、ビットダオトークン (BIT) の3種類です。

決済は現物アカウントを通じて行われます。

ホーム画面から、「NFT」をクリックし、特設ページに飛びます。特設ページでは「マーケット」をクリックして上記の画面に飛びます。

BybitNFTでは、決済通貨ごとに販売ページが分けられています。

まずは、「マーケット」の下の「ETH・USDT・BIT」から支払いに使う仮想通貨を選びます。

購入したいNFTを見つけたら、「購入する」ボタンを押してください。

Bybit NFTでは、取引手数料無料でNFTを購入できます。

よって、現物アカウントに購入額分の仮想通貨が入ってさえいれば取引が成立します。

こちらは、NFTの取引だけで手数料(ガス代)が数万円することもある他のNFTプラットフォームとBybit NFTの決定的な違いです。

Bybit (バイビット)の使い方「アプリでの取引」

Bybit (バイビット)のアプリ画面の見方

Bybitのアプリはとても見やすく開発されています。基本的な使い方はPC版とほとんど変わりません

取引を行う際は、アプリ画面下部のホームタブより「契約」もしくは「現物」を押します。今回は「契約」のうち、インバース無期限契約BTC/USDの取引画面を例に出して説明します。

Bybitのアプリの注文画面はブラウザ版の機能をスマホの画面サイズにフィットさせたような仕様になっており、とても互換性が高い印象です。

例えば、左側の「注文画面」を見ると、注文を飛ばす画面はブラウザ版と大きく変わりません。「注文板」や下部の「ポジション確認画面」も同じような作りです。

ただし、マージンモードとレバレッジ倍率の設定ボタンが右上で小さく表示されているだけなので、ポジションを取る前にこれらの値をダブルチェックするとよいでしょう。

アプリならではの機能として、価格の急変や建玉の変動を通知してくれるアラート機能があります。

Bybit (バイビット)のアラート

Bybit (バイビット)4種類のアラートを解説

Bybitアプリならではの特徴として、アラート機能があります。

Bybitアプリをインストールしておくと、価格が一定のラインを超えたり、相場が急変したりするとスマホに通知が飛びます。

アラートを活用すると、時と場所を選ばずに取引が可能になります。

Bybitでは現在 4種類のアラートが設定されています。各アラートの名称とその効果は以下のとおりです。

価格アラート設定されたアラート価格を最終取引価格が上回った/下回った時に通知
価格急騰/暴落アラート5分以内に価格が一定の割合を超えて価格が変動すると通知
未決済建玉変動アラート特定期間内に未決済建玉が一定の割合を超えて変動すると通知
資金調達料アラート資金調達率の発生30分前に通知
Bybitのアラートの種類

Bybit (バイビット)のアラートの設定方法

実際にアラートを設定してみましょう。今回は例として、価格アラートを設定します。

画面中央の「①アラート」を選択します。

「価格アラート」を選択します。

こちらの画面でアラートの詳細を設定します。

アラートをかける契約を指定します。今回はインバースみ期限契約のBTCUSDペアーにアラートをかけてみます。

②アラートが出る価格を入力します。

繰り返しアラートが鳴ってほしい時はこちらのボタンを有効にします。

④入力が完了したら、「保存」を押しましょう。

⑤保存したアラートはこちらに表示されます。アラートを削除したい時は、右側の赤いマークを左にスワイプします。

アラートはアプリでのみ設定でき、設定した値に差し掛かると携帯に通知を飛ばしてくれます。

従って、常にチャートに張り付いていなくてもアラートを目安に取引が行えます。

忙しい方でも、Bybitのアプリとアラートを活かせば場所と時間を選ばずに取引が行なえます。

Bybit (バイビット)の使い方「トレード戦術」

Bybit (バイビット) で人気のインジケーターの使い方

最後にBybitの取引で役に立つインジケーターを紹介していきます。これらのインジケーターは取引画面左画のチャートに表示させて使います。

MACDの使い方

MACDを用いて短期と中期の移動平均線の広がりを見ると、素早くトレンドの転換を察知できます。

ゴールデンクロスやデッドクロスと呼ばれる2本の線の交差から精度の高い売買判断にもつながります。

一目雲とRSIの使い方

基本的にローソク足と雲の位置関係が重要となります。

ローソク足が雲の上にありRSIが30%を下回った際にロング、一方でローソク足が雲の下にあり、RSIが70%を上回った際にショートでエントリーする手法が有名です。

ボリンジャーバンドの使い方

ボリンジャーバンドは単に逆張り指標のインジケーターというわけではなく、相場のトレンド状況の把握や、実際のエントリー・決済ポイントの判断にも役立つ非常に便利な指標です。

ストキャスティクス・ダイバージェンスの使い方

ストキャスティクスは一般的に「買われすぎ」、「売られすぎ」を示してくれる指標として使われます。

ゴールデンクロスやデッドクロス、ダイバージェンスなど様々な売買シグナルを発してトレードを有利にしてくれます。

Bybit (バイビット) で人気のテクニカルフォーメーションの使い方

三尊・逆三尊の使い方

三尊・逆三尊とは1つのヘッドと2つのショルダーで構成されるチャートパターンです。

「三尊」は上昇トレンドが終了するタイミングで、「逆三尊」は下降トレンドが終了するタイミングで形成されることが多いです。

エリオット波動理論の使い方

相場は5つの上昇波と3つの下降波で1つの周期を形成するという考え方がエリオット波動です。

チャートの動きをいくつかのパターンに落とし込み、先読みできるので、トレンドの転換点を予測するのに役立ちます。

フィボナッチ・リトレースメントの使い方

フィボナッチ・リトレースメントとは、高値と安値の値幅のフィボナッチ比率によって、サポート・レジスタンスラインを探すものです。

相場はずっと同じ方向に進むことはなく、必ず「押し目」や「戻り」を作る習性があります。あらかじめフィボナッチ・リトレースメントを引くことで、反転する余地があるのか否かを予測できます。

取引に役立つインジケーターを更に詳しく学びたい方は以下の記事に情報がまとめられているので参考にしてください。

参考 : 参考 : Bybit (バイビット) スマホアプリの使い方ガイド | チャートの設定・入金方法・購入方法・便利な設定を解説
参考 : テクニカル分析 中級編一覧 | 頻出度・重要度の高い中級テクニカル分析を厳選紹介!

Bybit (バイビット)の使い方「資産振り替え」

Bybitでは仮想通貨を契約ごとに個別に管理します。

入金は「現物アカウント」に集約されますが、FX取引やクラウドマイニングをしたい場合は別のアカウントに資産を移動させる必要があります。

入金が行われた「現物アカウント」にいくら資産があっても「デリバティブアカウント」に資産がなければFX取引はできません。

ここでいう「アカウント」は資産管理を行うウォレットのようなものです。「Bybitのアカウントを作った」という時の「アカウント」とは意味が異なるので混同に注意してください。

実際に振り替えをやっていきましょう。振替作業自体は1分ほどで終了します。

①まずはページ上部の「資産」を選択します。

②すると、上記のような資産の管理画面が表示されます。左側の囲まれたところを見てください。

現物アカウント」「デリバティブアカウント」「ByFiアカウント」の3つのアカウントが表示されています。

これらが資産振替の文脈で言う「アカウント」です。これらのアカウントは口座開設をすると自動で作成されるので、ユーザーは特に何もする必要はありません。

③画面の右側には「振替」というボタンがあります。このボタンを押すと以下のようなポップアップが表示されます。

ポップアップ先で振替資産の詳細設定を行います。

①振り替え元と振り替え先を選びます。振替は自分の異なるアカウント間でのみ有効です。他人との間では振替は成立しません。

②振り替える資産を選びます。

③振り替える枚数を指定します。右端の「すべて」を選択すると、振替元アカウントにある全ての資産を振替先に移せます。

④振替の準備ができたら確定ボタンを押します。ボタンを押すと、即時振り替えが完了します。

Bybit (バイビット)の基礎情報

取引所名Bybit Fintech Limited
所在地シンガポール
代表者Ben Zhou
取り扱い通貨数130以上
取引手数料【現物】Maker: 0.1-0.0 / Taker: 0.1-0.02【デリバティブ】Maker:0.01-0.0% / Taker: 0.06-0.03
スマホアプリ対応
最大レバレッジ100倍
追証(借金リスク)なし
取引方法現物・FX(無期限、先物)・
サポートライブチャット(日本語あり)
法人口座
Bybitの基本情報

Bybit (バイビット) の取扱仮想通貨

Bybitでは2022年3月現在、170種類以上の仮想通貨が取引可能です。

うち、BTC (ビットコイン) 、ETH (イーサリアム) 、XRP (リップル) 、EOS (イオス) に関しては2021年7月より現物取引も可能になっています[9]。

今までBybitには、他の海外仮想通貨取引所と比較して、取扱仮想通貨が少ないという印象がありました。

しかし、最近はこうしたイメージを払拭しつつあります。現物取引の開始に加え、2021年6月下旬から9月までの2ヶ月で6つの新たな通貨がBybitに上場し、取引が開始されました[10]

2021年10月以降は、取り扱い通貨を追加する頻度がより急速に早まりました。

突如として時価総額ランキング上位に躍り出た柴犬コイン(SHIB)やイーサリアムキラーと言われるソラナ(SOL)などホットな通貨を数多く現物で揃えてます。

既に国内大手取引所のbitFlyerの13 種類やcoinchekckの16種類を上回っています。また、最大100倍のレバレッジをかけた取引ができるのも魅力といえるでしょう。

Bybitは日本語ツイッターでも通貨の追加情報をアナウンスしています。今後も日本国内の取引所では買えない通貨がどんどん追加されるでしょう。

Bybit (バイビット) の主要通貨の取引手数料(Maker/Taker/資金調達率)

仮想通貨の種類メイカー手数料テイカー手数料資金調達率 (8時間ごと)
ビットコイン(BTC)-0.025%0.075%-0.375~-0.001%、または0.001%~0.375%
イーサリアム(ETH) /リップル(XRP)/イオス(EOS)/テザー(USDT)/バイナンスコイン(BNB)/カルダノ(ADA)/ドージコイン(DOGE)/ポルカドット(DOT)/ユニスワップ(UNI)/ビットコインキャッシュ(BCH)/ライトコイン(LTC)/ソラナ(SOL)/リンク(LINK)/ポリゴン(MATIC)/イーサリアムクラシック(ETC)/ファイルコイン(FIL)/アーべ(AAVE)/テゾス(XTZ)/スシスワップ(SUSHI)/ネム(XEM)-0.025%0.075%±0.375%を超える可能性もあり
Bybit (バイビット)の取引手数料

Bybitでは、メイカー手数料、テイカー手数料ともに低めに設定されています。更に、メイカーの手数料がマイナス、つまり指値注文をすると逆にお金をもらえるシステムとなっているのが魅力的です。

Bybitの取引手数料についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

参考:Bybit (バイビット) の手数料を徹底解説 | 他の取引所との比較や安く抑える方法とは

Bybitでは8時間に1回、資金調達率という変動性の手数料が発生します。

Bybitはポジションの偏りを是正するために、偏っているポジションに対して資金調達率という金利を徴収することで市場の修正を図ろうとします。

手数料が発生する時間は毎日1時、9時、17時の3回で、この時点でポジションを保有していた場合に資金調達の「支払い」か「受け取り」が発生します。

資金調達率がプラスの場合はロング(売り)のポジションを持つ側がショート(買い)のポジションを持つユーザーに手数料を支払います。資金調達率がマイナスの場合はその逆のことが起こります。

ただし、現物取引とインバース先物契約では資金調達率が発生しません。

Bybitの資金調達率についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

参考:Bybit (バイビット) の資金調達率とは?初心者向けにメカニズムを徹底解説

Bybit (バイビット)の主要通貨のレバレッジ

Bybit (バイビット)の最大レバレッジ

通貨名最大レバレッジ
ビットコイン(BTC)100倍
イーサリアム(ETH)/リップル (XRP)/イオス(EOS)/バイナンスコイン(BNB)/ビットコインキャッシュ(BCH)/ライトコイン(LTC)50倍
エイダコイン(ADA)/ドージコイン(DOGE)/ポルカドット(DOT)/ユニスワップ(UNI)/スシスワップ(SUSHI)/ソラナ(SOL)/リンク(LINK)/ポリゴン(MATIC)/ファイルコイン(FIL)/イーサリアムクラシック(ETC)/アーべ(AAVE)/テゾス(XTZ)/ネム(XEM)25倍

Bybitではビットコイン(BTC)で最大100倍のレバレッジをかけられます。

その他、複数の銘柄でも最大50倍を設定できるなど、レバレッジ取引を楽しみたいという方にはうってつけの仕様だといえるでしょう。

レバレッジとは自分が保有している証拠金以上の取引ができるサービスのことで、例えば10,000円の証拠金がある際にレバレッジを5倍にすると最大50,000円の取引が行えるようになります。

Bybitでは最大レバレッジが100倍なので、証拠金10,000円で最大100万円分の取引ができます。そのため少ない資金で大きなチャンスを作れるでしょう。

もちろん、レバレッジを高くすればするほど、追うべきリスクも大きくなるので注意は必要です。

Bybitのレバレッジについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

参考 : Bybit (バイビット) のレバレッジ取引設定方法 | クロスマージンと分離マージンを使いこなそう

Bybit (バイビット)の使い方まとめ

Bybitは初心者にも使いやすいインターフェースで、取引もサクサク行えます。また最大レバレッジ100倍と、ハイレバレッジな取引を行えるのが魅力です。

従来ハイレバレッジ取引といえば、BitMEXでしたが、2020年5月1日をもって日本人向けのサービスを終了することを発表しました。

これまでBitMEXを利用していたという方はぜひBybitを参考にしてみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次