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KuCoin (クーコイン) の使い方ガイド|アプリの入金・出金方法まで解説

1分で理解する要約
  • KuCoinは第2のバイナンスような存在
  • 取り扱い銘柄が豊富でKucoinにしか上場していない通貨も多い
  • 他の海外取引所と比べても手数料が安い
目次

KuCoin (クーコイン) とは

KuCoinはBinance (バイナンス) についでアジアを代表する仮想通貨取引所です。中国系企業であるアリババのグループ会社出身のエンジニアが創業者となっています。

2017年の設立以降、ユーザー数や取引高で伸び悩んでいましたが、2020年7月時点では1日あたり70億円ほどの高い取引高を誇っています。

また、アプリケーション開発ができ、同じ中国発のNEO (ネオ) のプラットフォームを使ったトークンがすぐに上場する点も特徴となっています。

KuCoin (クーコイン) の使い方①「口座開設・登録方法」

手順

KuCoinの登録手順はざっくりいうと以下の3つの手順となります。

  • 上記の無料で口座開設ページボタンをクリックして、「Sign up」のページに飛ぶ
  • メールアドレスとパスワードを登録
  • 登録したアドレスにメールが届くので添付リンクを開く

以上で登録は完了です。

KuCoin (クーコイン) の使い方②「入金方法」

KuCoinへの入金手順の大まかな流れは以下のようになります。

  • 送金する仮想通貨のKuCoinのアドレスを確認する
  • 国内取引所で仮想通貨を購入する
  • 国内取引所からKuCoinへ仮想通貨を送金する

KuCoinに限らず海外の取引所では日本円の入金ができません。そのため国内取引所で仮想通貨を購入しKuCoinへ送金する必要があります。

注意点として、国内取引所からの送金時には送金手数料が発生します。そのため、送金手数料が安い仮想通貨を送金で使うと良いでしょう。

また、送金に使う仮想通貨は国内取引所とKuCoin両方で取り扱っている銘柄を選ぶ必要があります。

おすすめは手数料も安く、KuCoinで取り扱いもあり、国内取引所でも取り扱いが多い「リップル」や「ライトコイン」です。

今回は送金用にライトコインを用いてみます。ライトコインはコインチェックやGMOコインで購入できます。

入金手順①「Main AccountからDepositを選択」

ヘッダーのメニューからMain Accountをクリックすると下記のようなページになります。

①の検索窓から自分の入金したい仮想通貨を選択しましょう。今回は、BTCと入力します。

入金したい仮想通貨を選んだら、②のDepositをクリックします。

入金手順②「ネットワークを選んだらウォレットアドレスが表示」

①利用したいネットワークを選んだら、下記にBTCのウォレットアドレスが表示されます。

あとは②をコピーして、そのアドレスに送金すれば完了です。

送金する仮想通貨のKuCoinのアドレスを確認する

KuCoinのホームページで、画面左上の「Assets」をクリックします。

その後、「Main Account (Deposit & Withdraw) 」へと進みます。

画面右側に「ltc」と入力します。次に下の「Deposit」をクリックします。

画面が変わるので画面中央の「Confirm」をクリックします。すると入金用のアドレスが画面に表示されます。後ほど使うのでそのまま開いておきましょう。

その後、国内取引所で仮想通貨を購入し、購入したライトコインをKucoinへ送金しましょう。

KuCoin (クーコイン) の使い方③「取引方法」

KuCoinホームページで「Market」をクリックします。

すると上記のような画面に切り替わります。

画面上部から、ビットコインやイーサリアムなど取引したいマーケットを選択します。銘柄が多い場合には画面右側の検索バーを活用しましょう。

取引したい通貨ペアを選択すると取引画面へ移動します。

画面左側の上の赤枠はチャートの画面となります。

赤枠内の左上にあるのはチャートのメニューバーとなります。

こちらでローソク足の切り替えや、各種インジケーターの表示を行ったりすることができます。画面左下の赤枠はその時の売り買いの圧力を示しています。

右側の上の赤枠は取引板と取引の成立履歴になります。画面右下の赤枠は実際に注文を発注する画面です。詳しく確認してみましょう。

ETH / BTCペアの注文画面です。

左側では「買い注文」を発注し、右側では「売り注文」が発注できます。

それぞれ「Price」には買いたい価格と売りたい価格を入力します。「Amount」には買いたい量や売りたい量を入力します。「Ratio」を使うと保有している資産の割合で注文を発注できます。

それぞれの入力が終わったら画面下側にある「Buy」で買い注文、「Sell」で売り注文を発注できます。

KuCoin (クーコイン) の使い方④「スマホアプリ版」

ここからはKuCoinのアプリのインストール方法や使い方について見ていきましょう。インストール方法はiPhoneの場合で解説します。

インストール方法

下記のリンクにアクセスし、ダウンロードします。

App Store (iOS版)はこちら

Google Play (Android版)はこちら

完了したら「設定」「一般」「プロファイルとデバイス管理」の順で進みます。エンタープライズAPPにKuCoinのアプリの項目があるのでそのまま選択し、「信頼する」を選択します。

操作方法

ログイン方法

KuCoinのアプリを開き「Next」をクリックします。そして、画面左下の「Setting」をクリックします。

画面が切り替わったら「Login」をクリックします。

次にメールアドレスとパスワードを入力します。

ロボット識別用のパズルを当て込みます。

2段階認証を入力します。以上でログインは完了です。

入金方法

入金の基本的な流れはWEB版と同じで、国内取引所から仮想通貨を送金します。KuCoinの入金用のアドレスの確認方法だけ見ておきましょう。

KuCoinアプリの下側メニューバーから「Assete」を選択し、中央部の「Deposit」をクリックします。

すると画面が切り替わります。画面上部のタブで入金用の銘柄の切り替えを行うことができます。画面中央の赤枠で囲った箇所に入金用のアドレスが表示されます。

あとは国内取引所からこのアドレスを使って送金を行えば入金完了となります。

取引方法

取引をする場合は下側のメニューバーから「Market」を選択します。すると画面が変わるので、自分が取引したい通貨ペアを選択します。

取引画面上部は価格が表示されます。中央部ではローソク足やインジケーターの切り替えができます。

また、全画面表示をクリックするとチャート画面が横向きで全画面に表示されます。

画面を下に進めると買い圧力と売り圧力の確認ができます。

さらに下に進めると、次に取引板が出てきます。タブを「Trade History」に切り替えると成立した取引の一覧が表示されます。

買い注文の画面の解説です。「Buying Price」では自分が購入したい価格を入力します。「ETH」の項目では自分が購入したいイーサリアムの数量を入力します。

他の仮想通貨でもこの項目にはその仮想通貨の数量単位が表示されるので覚えておきましょう。

保有資産の割合を元に入力することも可能となっており、「25%」「50%」「75%」「100%」から選択します。

売り注文の画面の解説です。「Selling Price」では自分が売却したい価格を入力します。「ETH」の項目では自分が売却したいイーサリアムの数量を入力します。

買い注文と同様に、他の仮想通貨でもこの項目にはその仮想通貨の数量単位が表示されます。保有資産の割合を元に入力することも可能です。

KuCoin (クーコイン) のメリット

取り扱い通貨量が豊富

KuCoinは取り扱い銘柄が豊富です。設立当初は銘柄数の少なさが目立ちましたが、現在では200種類以上の銘柄を取り扱っています。

バイナンスで上場していないようなマイナーな草コインも数多く上場しています。

KuCoinが独自に発行している「KCSトークン」もあり、保有量に応じてKuCoinの営業利益が分配されます。

一般的に取引所が発行しているトークンは手数料の割引が受けられるものが多いため、KuCoin独自の特徴と言うことができます。

達成されてはいませんが、2018年12月に1,000種類以上の仮想通貨を上場させる予定もあったので、さらなる銘柄数の増加が期待できるでしょう。

手数料が安い

一般的に海外の取引所では取引手数料が2%〜3%ほどになっています。

これに対してKuCoinでは取引手数料が1%と、他の海外取引所と比較しても安くなっています。短期的なトレードを積極的にする方には合っていると言えるでしょう。

操作画面がシンプルで使いやすい

KuCoinは取引画面のチャートが見やすく、操作もシンプルで使いやすい点も魅力となっています。

また、時間ごとのローソク足や、移動平均線などトレンド分析に使えるインジケーターを自分の取引スタイルに合わせてカスタマイズすることができます。

こういった取引画面のカスタマイズは、取引所によってはできないので、トレード時に重宝する機能と言えるでしょう。

また、パソコンだけでなくスマートフォン向けのアプリも用意されています。そのため、時間や場所にとらわれず自由に取引をすることが可能です。

KuCoin (クーコイン) のデメリット

中国政府による規制

中国政府は、ICO (イニシャル・コイン・オファリング) や仮想通貨の取引自体を禁止するなど、規制を強めている側面もあります。

こういった影響を懸念して、中国国外で事業を行う企業が後を絶ちません。

実際に、ビットコインのマイニング事業で大きなシェアを持つBitmain (ビットメイン) は海外法人を設立しています。

Binanceも2018年に香港からマルタへとその拠点を移しました。最悪の場合、仮想通貨取引所の事業自体ができないこともありえるでしょう。

こうした中国政府の規制による影響は、KuCoinを使う上でのデメリットと考えられます。

KuCoin (クーコイン) の使い方 まとめ

以上、KuCoinの概要やメリット・デメリット、入出金方法などの使い方について解説してきました。

アプリ版もWEB版も使い勝手が良いので、気になる方は登録してみると良いかもしれません。

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